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お問い合せいただきました健康や医療に関するご質問に、院長がお答えいたします。

院長 勝又一臣

●資格・所属学会
医学博士
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本糖尿病学会専門医
認知症サポート医
認定産業医
日本リハビリテーション医学会
●経歴
1966年1月生まれ
1991年3月 岐阜大学医学部卒業
1996年3月 名古屋大学医学部大学院卒業
2000年7月 勝又病院副院長
2014年9月 勝又病院院長

【喘息の人はペットを飼うのは良くないですか】

質問

犬を飼いたいのですが、小さい頃から喘息の持病があります。最近はほとんど喘息の症状は出ていないのですが、喘息の人はペットを飼わないほうが良いと言われたことがあります。本当ですか?
(21歳男性)

喘息は、気管支などの空気の通り道(気道)が、炎症によって狭くなる病気です。喘息の人では気道が過敏な状態になっており、わずかな刺激で気道が狭くなり、咳が止まらなくなったり、呼吸が苦しくなる喘息発作を起こしやすくなります。厚生労働省の平成20年の患者調査によると、喘息の患者さんは全国で88万8,000人と推測されており、非常に多い病気です。

喘息はアレルギー反応を起こしやすい体質や過敏性といった喘息の人がもともともっている要因と、花粉やハウスダスト、ダニなどアレルギーの原因となるアレルゲンやタバコの煙、排気ガスなど空気の汚染物質、風邪などの呼吸器の感染症、過労や不眠などのストレス、アルコール、痛み止めなどの薬、香水や線香のにおい、気温の急激な変化など、さまざまな環境要因が複雑にからみ合って引き起こされます。

今まで症状がほとんど無かった人でも何らかの刺激が引き金となり、急に喘息症状が悪化することもあります。イヌ、ネコ、小鳥、ハムスターなどのペットに関しても、ペットの毛やフケ、そのフケを食べて育つダニなどが喘息の原因になることがわかっており、これらのペットを飼うことで症状が悪化する可能性があるため、特に室内での飼育は避けたほうが良いと思われます。どうしても飼いたい場合は影響の少ない屋外で飼いましょう。

喘息の持病がある人は、症状を悪化させないため、その他注意点として、禁煙する、タバコの受動喫煙に気をつける、ストレスや過労を避けるため睡眠を十分取り規則正しい生活をする。部屋の風通しを良くし、こまめに掃除をする。花粉の飛ぶ時期は外出時はマスクをする。風邪を予防するため手洗い、うがいをまめにする。過度な飲酒を避ける。といった日常生活の注意を守りましょう。

月刊なごやかNo.325掲載(2014年2月発行)

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