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お問い合せいただきました健康や医療に関するご質問に、院長がお答えいたします。

院長 勝又一臣

●資格・所属学会
医学博士
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本糖尿病学会専門医
認知症サポート医
認定産業医
日本リハビリテーション医学会
●経歴
1966年1月生まれ
1991年3月 岐阜大学医学部卒業
1996年3月 名古屋大学医学部大学院卒業
2000年7月 勝又病院副院長
2014年9月 勝又病院院長

【咳喘息(せきぜんそく)とはどういう病気でしょうか】

質問

最近風邪を引いたあと咳が続いて治らないため内科を受診したところ咳喘息といわれました。咳喘息とはどういう病気ですか。喘息とは違うのでしょうか。
(30歳女性)

咳喘息とは風邪等のウイルス、花粉、ハウスダストなど、さまざまな刺激が引き金になり気道が過敏に反応し、気道の筋肉が収縮し、慢性に咳が続く病気です。特定の季節に症状が出ることもあり、アレルギーの関与も考えられています。

咳喘息では放置すると1ヶ月以上たんを伴わない空咳が続きますが、気管支喘息のように喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸)や呼吸困難を伴いません。のどにイガイガ感が続き、むせ返るような咳が、夜間寝ている時や寒暖の差、タバコの煙などの刺激、電話や長話などの会話によってひどくなることが多いのが特徴です。風邪薬や咳止めを飲んでも症状が改善しませんが、気管支喘息と同様に吸入ステロイド薬や気管支拡張剤が有効で、適切な治療をうけると10日から2週間で治ります。

しかし最近の研究では咳喘息は気管支喘息の前段階であると考えられており、適切な治療を受けなかったり、治療が不十分であると再発したり、気管支喘息に移行する事があり注意が必要です。大人になってから発症する気管支喘息は小児喘息に比べて治りにくく、自然に治るのは1割以下であると考えられています。咳喘息から気管支喘息にならないようにするためには、普段から風邪をひかないように規則正しい生活に心がけ、タバコをすっている人はきっぱり禁煙しましょう。

また、気管支喘息や咳喘息以外にも咳の続く原因として、胃食道逆流症、副鼻腔炎、薬剤の副作用による咳、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などいろいろあります。それぞれ治療が異なりますので、症状が改善しない場合には呼吸器内科専門医で精密検査を受けることをお勧めします。

月刊なごやかNo.337掲載(2015年2月発行)

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