クリニックQ&A

お問い合わせ

医療法人 勝又病院
名古屋市中区新栄1-32-22
TEL 052-241-0408(代表)
FAX 052-241-2944

診療時間
診療時間はこちらをご覧ください

クリニックQ&A

お問い合せいただきました健康や医療に関するご質問に、院長がお答えいたします。

院長 勝又一臣

●資格・所属学会
医学博士
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本糖尿病学会専門医
認知症サポート医
認定産業医
日本リハビリテーション医学会
●経歴
1966年1月生まれ
1991年3月 岐阜大学医学部卒業
1996年3月 名古屋大学医学部大学院卒業
2000年7月 勝又病院副院長
2014年9月 勝又病院院長

【口腔アレルギー症候群とは】

質問

最近メロンを食べると口の中がかゆくなって唇がはれるようになりました。花粉症があり耳鼻科に通院中ですが、先生に相談したところ口腔アレルギー症候群といわれ、メロンは今後食べないように言われました。口腔内アレルギー症候群とはどんな病気なのですか。
(31歳女性)

口腔アレルギー症候群とは、ある特定の食物が直接口内粘膜に触れることでアレルギー反応が起こる病気で、ご質問の方のように花粉症の人に合併しやすいことが知られています。アレルギーの原因となる代表的な食物は、りんごや桃、ナシやいちご、サクランボ、アーモンドなどのバラ科の植物、スイカやメロン、キュウリなどのウリ科の植物、バナナ、キウイ、マンゴー、ニンジン、セロリ、トマト、ピーマン、ジャガイモなどですが、その他、あらゆる果物や野菜が口腔アレルギー症をひきおこす可能性があります。

こういった食物は花粉症をひきおこす原因となる「アレルゲン」といわれるタンパク質の構造が共通しているため、花粉症の人は口腔アレルギー症候群を発症しやすいと考えられています。症状は特定の果物や野菜などを食べた後、多くは15分以内に食べ物に直接接触した唇や舌、のどがかゆくなったりはれたりします。じんましんが出たり、目のかゆみ、鼻汁といった花粉症のような症状や、吐き気、腹痛や下痢などの消化器症状が出ることもあります。すでに花粉症と診断されている人が特定の果物や野菜を食べてこれらの症状が誘発された場合、臨床的に口腔アレルギー症候群と診断されます。

治療としては原因となる食物の摂取を可能な限り避けることが基本です。特に症状が頻繁に出る時期には、これに加えてアレルギー症状を抑える薬をしばらく定期的に服用する必要があります。また、患者さんにさまざまな誘因が重なった時、例えば風邪をひいていたり、痛み止めなどの薬の服用時や、寝不足、疲れ、ストレスなどがかかった状態ではアレルギー症状が出やすいといわれており、特に注意が必要です。今まで一度でも症状が出たことのある人は、疑わしい食物は少し口に含んでみて違和感を感じた場合は、その時点で吐き出してそれ以上食べないなど、普段から気をつけるようにしましょう。

月刊なごやかNo.341掲載(2015年6月発行)

お問い合わせ
医療法人 勝又病院
名古屋市中区新栄1-32-22
TEL 052-241-0408(代表)
FAX 052-241-2944

※診療情報の開示・提供については、個人情報保護法に基づいて、十分に配慮しておりますので、ご理解・ご協力をお願いします。

↑このページの先頭へ戻る